2025発表会 | 大津市 越智ピアノ教室
- ochipianoclass
- 3月28日
- 読了時間: 4分
更新日:3月29日
越智ピアノ教室
PIANO CONCERT 2025

2025年2月23日(日)
栗東芸術文化会館さきら小ホールにて
越智ピアノ教室発表会を
開催いたしました。
ご来場くださり
ありがとうございました。
***
教室は大津市にありますが
ベーゼンドルファーの音色を
楽しんでいただきたいと
栗東芸術文化会館さきらで
開催を重ねてきた発表会
開催以来初めて
ホール楽器庫の空調設備の故障による
寒暖差のため
ピアノが安定しないという
アクシデントがありました。
さきらのベーゼンドルファーは
イエルク=デムスによる選定で
まろやかなウィンナートーンが
素晴らしく
名器の音色を維持するため
温度湿度計が常に
ピアノの足元に置かれるほど
大切にされてきました。
舞台スタッフの方も
ピアノへの思い入れが強く
舞台での響きのより良い
ピアノ設置場所を
アドヴァイスくださるなど
多くを学ばせていただいてきました。
寒い冬の日
温度管理ができず
楽器庫と舞台との気温差が
20度近くもある状態に
ベーゼンドルファーは耐えられず
発表会の本番時間中に
ピアノの音がぶれていってしまう
アクシデントとなりました。
ピアノを適切に管理できない状態が
続いていることを
ホール予約や打ち合わせの際など
事前に
お知らせいただけなかったことが
とても残念で悲しく
生徒の皆さまやご来場の皆さまには
大変申し訳なく思います。
***
そうしたピアノの状態でしたが
生徒の皆さまの演奏は
とても素晴らしかったと思います。
特に子供たちは
練習してきた通りに
弾こうとするのではなく
目の前のピアノから
音楽を引き出そうと
ピアノと誠実に
対話しながら演奏していて
聴いていて
心から音楽の喜びを感じました。
ピアノは
弾きなれたピアノではなく
置かれている舞台ピアノで
演奏するしかない楽器です。
それだけに
練習した通りに弾こうとすれば
納得のいかない演奏になりがちで
舞台で新しい音楽を
生み出すつもりで
目の前のピアノの音に
耳を傾け対話しながら
演奏することが大切です。
よほど弾き込んで
曲を自分のものにしていないと
本番ではできないことで
子供たちの
ピアノと誠実に対話していく演奏に
指導してきた私の方が
驚いてしまいました。
素直で純粋な音楽に
音がぶれていく中でも
ベーゼンドルファーが
懸命に応えてくれていたことにも
あらためて
楽器は
製品ではなく生きた友達であると
愛おしさを感じました。
生徒の皆さま
それぞれが
ミスを恐れず
自分の表現したいことを
思い切って
本番でやってみていることも
とても素晴らしく
今回は
私の方が学ばせていただいた
発表会でした。
家族連弾も
音楽の幸せが感じられる演奏で
ピアノの状態を心配する中でも
心穏やかになる時間でした。
ご家族で音楽の時間を味わいたいと
初めてピアノに挑戦された方も
好きな曲に
意気込みを持って取り組まれた方も
皆さま
何度もレッスンに来て
練習してくださいました。
ありがとうございます。
演奏を聴きながら
あたたかで良い教室だなあと
皆様お一人お一人に
支えていただいていることに
心から感謝できた発表会でした。
プログラム最後は
『手のひらを太陽に』
合奏合唱しました。
カスタネット
メロディベル
リコーダー
発表会当日初めて
全員で合わせましたが
音を聴くことを
大切にレッスンしているので
音が自然に溶け合い
互いに耳を傾け合った歌声は
とても美しく
指導してきたことを
誇らしく思いました。
***
発表会から一ヶ月
レッスン室は
春の日差しとともに
気持ちをあらたに
ピアノと向き合う生徒の皆様の
笑顔があふれています。
生徒の皆さま
お一人お一人から
音楽が好きという気持ちが
毎回伝わってきて
ご一緒に
音楽の道を歩める幸せを
感じています。
また次回へ向けて
素敵な音楽を
奏でていきましょう!
ベーゼンドルファーの
美しい響きに包まれて
レッスンを
始めてみられませんか?
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